やる気を引き出す動機付けテクニック3選+激励アウトソーシング
フィードバックする
- ポジティブフィードバック
- ネガティブフィードバック
頑張って成果を上げている人には「いいね!」とポジティブフィードバックを、成果が出ていない人にはダメ出しのネガティブフィードバックをしがちだが、逆。
- やる気のない人にこそ、ポジティブフィードバック(頑張っているね、など)
- 頑張っている人にこそ、ネガティブフィードバック(ここは改善した方が良いなど)
目標設定する
3段階回の目標設定を使い分ける。
パフォーマンスを向上させるには、目標の設定期間をどのように設定するかが非常に重要。目標までの期限を短く設定することが効果的。
1.序盤
成し遂げた成果に着目する
2.中盤
ダレやすいので、エクストリームスモールゴールを設定し、こなしていく
3.終盤
デッドライン(残っている量や締め切り)に着目する
報酬を与える
即時的報酬
秒で与えられるフィードバック。仕事をしてその場で1万円もらえるのと、1か月後に1万貰えるのと、随分と違うはず。ダイエットがうまくいかないのは、食事制限や筋トレをしても成果が得られるのは3か月後・半年後であるのに対して、甘いものを食べて得られる報酬はすぐに「美味しい!」となるから、挫折しやすい。
確定的報酬
人は確実にもらえる報酬を好む。例えば「購入者全員に○○が付いてくる」のようなもの。
外発的報酬
外発的報酬を増やすことは、内発的報酬のメリットを損なう危険性が大きいと言われている。使い分けが大事。仕事の着手前は外発的報酬に目を向ける。着手後・開始後は内発的報酬に目を向ける。
アダムグラントの激励アウトソーシング
社員のやる気は、次の3つのステップメカニズムで上がっていく。
1.影響
以下に他人の役に立っているかを自分の目で確認する
2.感謝
エンドユーザから評価されていることを実感する
3.共感
顧客のニーズや問題点をより深く理解することができるようになる
激励アウトソーシングの6つの方法
自分や社員のモチベーションを効率よく上げる6つの方法として、激励アウトソーシングというテクニック
1.過去、現在、未来の視点からエンドユーザを特定する
組織の様々な人たちから話を聞いて、過去、現在、未来にわたって、自分たちの仕事によってどんな恩恵を受けけているのか、幸せにしているのか、を考える。
2.新たなストーリーを探し出す
エンドユーザが特定できない場合、現場に足を運んで誰かの人生に影響を与えているのだというストーリーを探し出す。
3.エンドユーザ体験ができるイベントを行う
エンドユーザと顔を合わせる事が一番メリットが大きい。
4.顧客の写真を見せる
笑顔の写真よりも、満たされていない表情の顧客の写真を見せると共感感情が高まり、助けたいという気持ちになる。
5.社員同士の顧客ストーリーを共有する
自分のエンドユーザストーリーを互いに紹介し、共有する。他人に与えた影響ノートを書く、など。
6.外部ストーリーを共有する
業務上自分の与えた影響がわかりにくい場合、過去に自分と同じ仕事をした人の英雄譚や普通の人の英雄譚を共有する。リーダーの成功ストーリーは効果がない。上司の場合自分の失敗談は良い。